図書館で本を立ち読みする女性

東京は三軒茶屋駅からほど近い場所にあるこの本屋は、他とは一線を画す変わったコンセプトの本屋です。こちらの本屋はなんと猫に関する描写のある本しか扱わないという、猫を愛してやまない人にはたまらない本屋というわけです。ここに通うお客さんは、自分の選んだ本の中に何匹猫が出てくるか、どんな猫が出てくるのかというのをワクワクしながら読んでいるようです。ただ読むだけでなくそういったまるで宝探しのような楽しみがあるのは、この本屋で本を選んだからこそと言えます。 猫の店員 実はここの店員さんは3匹の猫。看板娘ならぬ看板猫たちは本屋の中でくつろぎながらお客さんの様子を見守りつつ、愛らしい接客を行っています。もちろん人間の店員さんもいますのでご安心を。愛猫家にとってはもちろん訪れるだけでも楽しいですし、本の中でも猫に出会えるので、帰ってからもほっこりした気持ちになれる本屋と言っていいでしょう。 オンラインでの販売 ぜひ実際に店舗を訪れるだけでなくこの本屋のオンライン販売のページも見てみてください。オンライン販売で紹介する本は、可愛い猫店員さんたちと写っている写真です。本を見るのはもちろん、一枚一枚表情の違う猫店員さんを見るのも楽しいのです。また写真で紹介されていない本は360度ぐるりと店内を見れる写真から本を選ぶことも出来ます。その店内に隠れるように写る猫店員を探すのも面白く、ついつい本探しという本来の目的を忘れてしまいそうになるほど。 オンライン販売にも関わらず、「実際にこの本屋に行ってみたい」「猫店員さんにも会ってみたい」という気持ちが高まります。 個性の重要性 本離れが進む現代の日本においては、このような個性化が本屋にとって重要となっています。 個性がなければそれは店舗に行く理由や、そこで本を購入する理由にならないからです。もちろんその個性は奇抜であることに限らず、親近感や新鮮味、面白さなど、さまざまな点で見出されます。 唯一無二の強みへ  個性を求められるのは何も本屋に限りません。競争が激しいオンラインカジノ業界も同様です。個性的でないカジノは次々と淘汰されており、人気の高いカジノはそれぞれ個性的なのです。たとえば評判のカジノミーの特徴をみれば一目瞭然です。ユーザーのために用意された充実のボーナス。ゲーム好きを飽きさせない豊富なデベロッパー。さまざまなカジノゲームがあるにも変わらず、シンプルで見やすく使いやすいサイト。派手さが目立つ他のカジノとは異なる雰囲気で、まさに個性的でありながらも利便性に考慮した唯一無二のカジノといえます。 こういった個性あふれるCat’s Meow Booksのような本屋に行って癒されたり、カジノミーのようなオンラインカジノを楽しむことが、日常をより彩あるものにしてくれるのでしょう。Read More →

2022年6月、日本における文学賞の最高峰である芥川賞、および直木賞の候補作が発表されました。どちらも5作品ずつが選ばれましたが、そこで過去166回にはなかったある出来事が話題となりました。それはこの第167回芥川賞の候補5作品全ての作家が、女性であったということです。女性ならではの視点や描写が、現代の日本社会に必要とされているのかもしれません。 芥川賞候補5作品紹介  それでは、その5作品をそれぞれみていきましょう。 小砂川チト「家庭用安心坑夫」:狂気と現実が重なり合う、異色の物語。 鈴木涼美「ギフテッド」:夜の街の住人たちを描く、死と生の物語。 高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」:食べ物を通して人と人との恋愛を描いた作品。 年森瑛「N/A」:摂食障害のレズビアンの葛藤を描いた作品。 山下紘加「あくてえ」:19歳の作家を目指す女性の物語。Read More →

本が売れないといわれるこの時代において、本屋もただ無為に過ごしていたわけではありません。彼らは一致団結し、売り場からベストセラーをつくる!という掛け声のもと、「本屋大賞」という新たな賞を作ったのです。2004年に第一回が始まったこちらの賞は、既に19回を数えました。 この賞は書店員の投票だけで選ばれます。実際の売り場で働く専門家の意見がダイレクトに反映されることが、この賞に説得力を付与するのです。今回は一次投票に書店員627人の投票、二次投票に322人の投票がありました。賞は3つのカテゴリーに分かれていて、本屋大賞、翻訳小説部門、そして発掘部門となっています。 2022年本屋大賞受賞作品紹介  ではこちらで各賞のトップを紹介していきます。 本屋大賞:逢坂冬馬「同志少女よ、敵を撃て」 翻訳小説部門:ソン・ウォンピョン「三十の反撃」 発掘部門:吉村昭「破船」  Read More →